essai 2013年9月
298.古いホームページ作りに拘るのは・・・
(9月18日更新)
結局の所古いエッセイや写真を全面的に削除し、新しい内容だけを更新していく気にはどうしてもならず、ずるずると当たり障り無い部分を削除してはその空いたスペースに新しい情報を埋め込んで・・・という状況のままもう数年。
ファイルとして大きい写真の更新は望めず、エッセイだけを細々続けている。とは言え、今の職場の状況もそれに近いものがあり、少なくとも仕事の事にしては書いてもマンネリになりそうなのも事実である。
これではどうしても更新頻度が減る訳だ。今年は引越したので環境は多少変わった。これで新しい職場でも見つければ活気が取り戻せるかもしれないが、当分は仕事に直接関係無い話でも書こうかとは思っている。そもそもこれはブログの日記では無くエッセイなのだから。
しかし、世の中は相変わらず動いていて、私が一から立ち上げたホームページのスタイルはもとより、ブログすら古くなり始め、ツイッターやフェイスブックが中心になり、パソコンより携帯によってそれらは成り立っている。
私もツイッターはともかく、フェイスブックにはよく誘われるし、気になる仲間の動向を把握できて便利だろうなとは思う。ただ私が自分で作るホームページから一歩も出ようとしないのにはこれでも一応理由はあるのだ。
ブログ、ツイッター、フェイスブックに共通するのは誰か直接知らない人達が大本で管理していると言うことだ。ホームページだって私が初めて英語版のホームページを作った時はインターネットプロヴァイダーの持つスペースに間借りしていた。この時のアドレスはとんでもなく長かったし、やがて最初に契約したプロヴァイダーが吸収合併やら乗っ取りやらで4回も別な会社に名を変えた挙句に「個人のホームページにスペースを割くのを中止しました」と言うメッセージと共に私のページは消されてしまった。ただ20世紀から?こんな事をやってきたお陰で、自分でアドレスを取得し、ホームページ、Webサイトを管理すると言う方法を続けてこられた訳だ。
だから更新頻度は減っても、古くても、もう暫くはこのスタイルでやっていこうとは思う。新しい事が全て正しい訳では無いし、そうかと言って便利になった世の中の針を戻されては困る。自分の立ち位置は中途半端でもとりあえずはそうしよう。